SEO内部対策の意味とは?

一言でまとめると、SEO内部対策とは、SEO対策のうちの一つで主にサイト内の構造を改善する対策を意味し、これによって検索順位を上げるSEOの手法です。
内部対策とは反対に外部対策というのもあり、外部対策とは他サイトからの被リンクのようにサイト外の要因によるSEO対策を意味します。

SEO内部対策の意味とは?

SEO内部対策とは?

技術的なことの前に、実社会に例えて考えてみるとわかりやすくなるかもしれません。

例えば、Googleで働きたいあなたがGoogle社へ面接に行ったとします。
あなたはどんなことを自己PRしますか?
あなたは面接官に自分のことをアピールして、面接官はあなたの経歴や志望動機、技術や経験、人柄や人間関係など様々な点を見てどんな人なのかを判断します。
これは応募者の内面と外見を見て評価していると言うことができます。

内面
経歴、技術、経験、人柄
外見
見た目、人間関係、人付き合い

この場合のGoogleの面接官とはまさにGoogleの検索エンジンを意味し、応募者はあなた自身が運営しているサイトを意味します。
そして、Googleの面接官が評価する内容として「内面=内部対策」、「外見=外部対策」と置き換えることができます。

SEO内部対策とはサイトの内部を改善することであり、大きく分けて次の3つと考えられます。

  1. 検索クローラーの誘導
  2. コンテンツの質の向上
  3. サイトの内部構造の最適化

この記事では、上記3つの項目にSEO外部対策の内容も含めて解説します。
技術的な内部対策に関することのみを読みたい方は途中までを読み飛ばして、実施すべきSEO内部対策をお読みください。

Googleへのアピール

先ほどの例のように、Googleの検索エンジンに自サイトをアピールすることがSEO内部対策の一つと言えます。

技術的に言うと、自サイトの内部構造についてGoogleの検索アルゴリズムが推奨する適切な対策を行い、検索クローラーを自サイトに呼び込んで構造化された自サイトを評価してもらうことです。
検索クローラーとは、世界中のサイトを自動で巡回しているロボットのことでGoogle、Yahoo、Bingなどの検索エンジンそれぞれにクローラーが存在し、この検索クローラーが世界中のサイトを巡回、評価して検索順位を決定しています。

検索クローラーを呼び込むための対策という意味でいうと、検索クローラーは外部サイトからの被リンクから自サイトにやってくることもあるため、内部対策と同時に外部対策という意味合いもあります。

もしあなたのサイトが検索結果に反映されていない場合、検索クローラーが自サイトに巡回してきてないという可能性が高いです。
公開して間もないサイトやどこからもリンクされていないサイト、意図的に検索クローラーをブロックしているサイトなどは検索結果に反映されません。
検索クローラーを自サイトに誘導して巡回してもらうことは内部対策の大前提であり、巡回頻度や巡回するページなどを調整することが重要になります。

内部対策 VS 外部対策

先ほどの例で言うと、「内面 VS 外見」と置き換えることができます。
実社会においては、内面を重視する場合もあるし外見を重視する場合もあります。場合によりけりであり人それぞれでしょう。

では、SEO対策としては内部対策と外部対策のどちらが効果があるのでしょうか。
答えは、今であれば内部対策と言えるでしょう。

昔は他サイトから被リンクの数が重要視されていたため、内部対策よりも外部対策のほうがSEOとしての効果があったと言われています。
そもそもGoogleの検索エンジンの仕組みとして、他サイトからの被リンク数を検索順位の指標とすることが始まりでしたので、外部対策=SEO対策と言っても過言ではない時代がありました。

しかし、他サイトからの被リンクはお金で買えたり、自作自演によりいくらでも増やすことが可能であるため、現在では以前ほどの効果は見られなくなり、さらには有料リンクや自作自演リンクなどはブラックハットSEOと呼ばれ検索結果が下がったり、検索結果に反映しなくなったりします。

外部対策の効果が下がった反面、内部対策の効果が相対的に上がったと言えます。
近年は、内部対策の中でもコンテンツの質が非常に重要視されており、コンテンツSEOという専門用語も登場しました。

コンテンツの質

内部対策のうちの一つとして、コンテンツの質の向上が挙げられます。
コンテンツとはサイト内で扱う情報の内容のことで、コンテンツの質の向上とはサイト内の情報の質を上げることを意味しています。
内部対策とコンテンツの質の向上を分けて考える人もいますが、コンテンツはサイトの内部の情報に関することなので内部対策と言えるでしょう。

質の低いコンテンツとしては、次のような項目が挙げられます。

  • 情報が少ない
  • 誰でも知っている情報
  • 知っても意味のない情報
  • サイトの内容と無関係な情報
  • 情報が古い

極端の例で言うと、SEOに関するブログサイトで「SEOとはSearch Engine Optimizationの頭文字をとった略語です。」という一文だけのページでは情報の質が低いサイトと言え、二度とそのサイトを見たいとは思わないでしょう。

反対に質の高いコンテンツとは、上記のような項目とは反対にユーザーにとって有益な情報ということになります。
ユーザーにとって有益な情報である質の高いコンテンツを掲載、更新していくことが重要であり、コンテンツの質を高めることを焦点としたSEO対策のことをコンテンツSEOと呼びます。

そして、質の高いコンテンツを運営する上でその効果をなるべく大きくするために対策として、サイト内部の構造化が必要になります。

実施すべきSEO内部対策

サイトの内部構造の最適化とはコンテンツの質を上げる際の効果を大きくするための、いわば土台のような意味合いを持っています。
内部構造がしっかりしていると質の高いブログ記事をアップした際などにその効果が大きくなり、反対に内部構造がしっかりしていないと効果が半減してしまいます。

では、内部構造の最適化とは一体なんなのでしょうか。
具体的にいくつか例を紹介していきます。

タイトルタグ

ページのタイトルを表すhtmlのタイトルタグは非常に重要で、そのページの内容を一言で表す題名を設定します。
例えば、このページは次のようなタイトルタグを設定してあります。


<title>SEO内部対策の意味とは?|SEO意味</title>

この「SEO内部対策の意味とは?|SEO意味」の部分がGoogleの検索結果ページにも表示されるため、なるべくクリックしてもらえるようなタイトルタグを設定することが求められます。

検索キーワードを入れる

タイトルタグはそのページの題名なので、そのページの内容の意味に沿ったタイトルである必要があります。
Googleなどで検索したキーワードとタイトルタグが近い内容であれば検索結果に上位表示される可能性も高くなります。
ユーザーがどのようなキーワードで検索するのかを見極めてタイトルタグに検索キーワードをいれることが重要です。

文字数は多くても30文字前後

タイトルタグはGoogleの検索結果にも表示されるため、あまり長すぎると後ろのほうが切れてしまうというデメリットがあります。
よく言われる目安としては30字前後となりますが、PCとスマホの違いやスマホ端末の横幅の違い、Googleの仕様変更による検索結果の横幅の変更などもありえるため、利用環境や時期によっても変わってきてしまいます。

PCの場合はタイトルタグは1行で表示され、長すぎると右端が切れてしまいます。
今改めて確認してみたら、スマホの場合は1行目で切れる場合、2行目で切れる場合、3行目で切れる場合などが様々あるようです。
どういった場合で行数の違いがあるのか細かいGoogleの仕様はわかりませんが、これは私も知らないことでした。
これを考慮するとなるべく短いほうが良いのかもしれません。

他のタイトルタグとの重複はダメ

前述したようにタイトルタグはそのページの内容の意味に沿った題名である必要があります。
全く同じ内容のページであれば同じタイトルタグになるのも(うなず)けますが、そもそも全く同じ内容のページがあるほうが不自然なので、タイトルタグの重複は基本的にはあり得ないことです。

また、ユーザーが検索しそうなキーワードをタイトルタグに設定しようと考えるのが普通なので、他のサイトと似たようなタイトルタグになってしまうことはよくあります。
できるだけ他のサイトと重複しないタイトルタグで、かつある程度の検索数があるキーワードを入れることが重要でなり、その兼ね合いがSEOとしての戦略の一つと言えます。

特定のキーワードの使用は2回まで

検索数の多そうなキーワードを入れるのは重要ですが、多すぎてはいけません。
例えば、SEOに関するページに次のようなタイトルタグを設定した場合、検索順位はむしろ下がることになるでしょう。


<title>SEOSEOSEOSEOSEOSEOSEOSEOSEO</title>

同じキーワードを使うのは2回までと言われています。

重要なキーワードは前に入れる

キーワードの順番も考慮したほうがよりSEOの効果が大きくなります。
例えば、検索キーワードが「SEO 検索」と「検索 SEO」の場合では検索結果が異なります。
そして、「SEO 検索」と検索した場合はタイトルタグも「SEO」というキーワードを先にして、「検索」というキーワードを後に設定したほうが検索順位が上がる可能性が高くなります。
ユーザーが複数のキーワードで検索するような場合では、入力順序も考慮してタイトルタグを設定すると良いでしょう。

metaタグ

メタタグもタイトルタグと同様にhtmlで設定するタグで、htmlにおけるメタタグとはそのページの付加情報を表すメタデータを意味しています。
メタデータを人で例えるなら、名前、年齢、誕生日、身長、体重などのことと言えます。
内部対策として最も基本的なメタタグの設定としては「description属性」と「keyword属性」の2つがあり、それぞれタイトルタグと一緒に言及されることが多い内部対策です。

description属性

ディスクリプションとは説明という意味で、そのページの概要を表す説明文です。
ディスクリプションもタイトルタグと同様に検索結果ページに表示されます。
以前は120文字前後が目安と言われていましたが、あたりからGoogleの仕様変更により表示される文字数が250文字くらいに増えました。

ディスクリプションでもページの内容の意味に沿った文章である必要があり、検索数の多そうなキーワードを入れることで検索順位のアップが期待できます。
タイトルタグほど重要ではありませんが、効果のあるSEO内部対策の一つです。

keyword属性

ディスクリプションとセットで設定するそのページを内容を表すキーワードを複数設定します。
以前は内部対策としてSEOの効果があるとされていましたが、現在では特に効果はないと言われています。
しかし、Googleの仕様変更により効果ありと変わる可能性もゼロではないので、設定しておいたほうが良いでしょう。
設定するキーワード数は以前であれば5~7単語程度と言われていました。

また、キーワードの設定の注意点として、1単語ずつ区切って設定する必要があることです。
例えば、「SEO対策」というキーワードを設定する場合は「SEO」と「単語」の2つを別々に設定する必要があります。

このようにタイトルタグやメタタグは初心者向けの最も基本的な内部対策ですが、検索キーワードの調査や競合サイトの調査などをする必要があり、これらの対策を意識していないサイトは内部構造を最適化しているとは言えません。
また、ここでは詳しく書きませんが、タイトルタグやディスクリプションはGoogleによって自動的に書き換えられることがあります。
Googleの検索アルゴリズムによって最適化されていないと判断された場合に自動的に最適化され、自分で設定したタイトルタグなどが意図しない文章になる可能性もあります。

さらに具体的な内部対策は別の記事にて掲載予定です。

内部対策≒ユーザビリティ向上

内部対策とは検索クローラーのためであり、同時にサイトを利用するユーザーのためでもあります。
サイトのユーザービリティを向上することが内部対策と言うこともできます。
例えば次のようなユーザービリティの向上は、内部対策として検索クローラーにも高く評価されるでしょう。

  • スマホやタブレット端末にも適したレイアウトにする
  • デザインやナビゲーションをわかりやすくする
  • ぱんくずリストによる現在のページの位置の明確にする
  • すべてのページに辿り着きやすくする
  • 閲覧済みページのリンクを区別できるようにする
  • サイトの表示速度を速くする
  • 過度な広告やポップアップを表示しない
  • 信頼できる引用元を明記する

また、Googleの方針からもユーザビリティの高いサイトは高く評価されると考えられます。
Googleが検索アルゴリズムのアップデートをするのは、検索エンジンを利用するユーザーに有益な情報を適切に届けるためです。
Googleの経営方針とも言える「Googleが掲げる10の事実」では次のことが(かか)げられています。

ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
引用Googleが掲げる10の事実

サービスを利用するユーザーの利便性を第一に考えるということを意味しており、さらに言えばGoogleはユーザーにとって利便性の高いサイトを提供するために、ユーザービリティの高いサイトを評価すると言えます。

まとめ

内部対策は次の3つによって成り立っています。

  1. 検索クローラーの誘導
  2. サイトの内部構造の最適化
  3. コンテンツの質の向上

この中で最重要なのはコンテンツの質の向上であり、仮に検索クローラーの誘導やサイトの内部構造の最適化をしっかり対策していたとしてもコンテンツの質が低いと内部対策としては効果は薄いでしょう。
さらに、コンテンツの質の効果を大きくするための土台として、検索クローラーの誘導やサイトの内部構造の最適化があると言えます。

そして、この3つにもう一つ加える内容として、ユーザビリティの向上が挙げられます。
ユーザーの利便性を考慮したサイトの制作や運営が結果的にSEO内部対策になると言えます。

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