そろそろ新たにYahooペナルティ被害者が出てくる頃だろう。そこで、昨今の複雑化したYahooペナルティのリカバリ事例をご紹介したい。

そもそも、Yahooペナルティは2008年において内部ペナルティが主であった。それゆえ、項目を見破ることが出来れば、ページのキャッシュが入れ替わり次第リカバリできていた。この状況が、2009年に入ると、ペナルティ暦が長いものに関しては、キャッシュが入れ替わっても暫くはリカバリせず、そこから数十日の実績を積まなければ戻らない傾向が伺えた。

そして、弊社技術チーム内で最も衝撃的だったのが、4月8日のIndex Updateだ。一見、変動幅の穏やかなUpdateに見えたかもしれないが、ペナルティ面で一大改革が行われたと認識している。

それは、外部要因によるペナルティフィルタの増量だ。

以下の図は、内部及び外部双方のペナルティを受けたページのリカバリ記録である。

ricovery01


4月8日のYahoo Index Updateで4位にランクインしていたページが消滅。例のごとく、更新前後にペナルティフィルタの発動が活発になるのは承知の上だった。

そこで、サイトトップという事もあり、内部要因であることが特定できたため、4月16日に内部の修正を行ってアップ。ところが、キャッシュが入れ替わっても一向に回復しない。そこで、他の案件でペナルティになったものを分析していく中で「外部」要因の疑惑が浮上し、これが原因との結論に至る。

そこで、外部の詳細な分析を行うと、悪質と判断せざるを得ないリンクが約50%を占めていたため、取り外す。ところが、何日経っても、取り外したはずのリンクがYahooに認識されたままの状態になっている。なるほど、外部の要因でペナルティになった場合、そこを修正しても、暫く見直してもらえないのである。まるで、内部の要因と外部の要因では罪の重さが違うかのように。そこで、同サイト内の他のページにおいて、内部要因でペナルティになっているページがたくさんあったため、それらの内部を修正した。これは、それらのページからトップに向けて内部リンクが張られている為、ペナルティリンクの1つと認識されていると判断したからだ。

そんなこんなで、5月20日のアルゴリズム刷新が訪れたが、戻らず、6月2日のIndex Upsateでも戻らない。やれることは全てやったつもり。キャッシュを見ても、内部リンク・外部リンクが残っている。

そこから数日経過した6月12日に、トップから下層のペナルティページへ内部リンクを張っていることに気付き、そのリンクを一時的に断ち切った。ペナルティページへの発リンクもペナルティの対象となるからだ。すると、8日後の6月20日にリカバリ成功!今に至るのである。この時点では、キャッシュも正常に入れ替わっているが、それにしても外部要因のペナルティのリカバリは時間がかかる傾向にある。


結論として、Yahooのペナルティフィルタは日に日に複雑化しており、従来の単体の要因のみならず、複合要因によるペナルティは、リカバリにも時間を要するのである。整理すると

1.内部ペナルティ
2.外部リンクペナルティ
3.同一サイト内の他のペナルティページからの内部リンク
4.同一サイト内の他のペナルティページへの内部発リンク

これら全てをペナルティ項目として特定し、正しい改善策をもってして初めてリカバリが実現できるのである。

もちろん、ペナルティ項目は上記に記載した4つのほかにもたくさんある。

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