内部ペナルティでなくとも大きなランクダウンを引き起こすその真相
そもそもヤフーペナルティというものは、多くは内部が要因で、フィルターがかかり、よっぽどニッチなワードは別として、殆どのワードで検索結果に表示されなくなる現象を指す。見極め方は、たくさんの方法があるが、有名なところで言うとYSEにおけるトップページ表示順位等がある。ご存知の通り、9/4と9/14のYahoo大変動劇で発令されたペナルティによって、多くのサイトが下落を余儀なくされたが、これらの殆どが内部要因によるヤフーペナルティフィルター発動であったと認識している。(トップページやディレクトリトップは内部要因によるペナルティの判定が可能)
ところが、内部要因でペナルティ判定が出ていないと判断できるサイトが、若干ではあるが、まるでペナルティのような下落の挙動を起こしている。以下は、この事例の中から3例をピックアップしたグラフである。
上図において、まず、9/4付近のYST Index Update時の挙動を見て欲しい。ランキングを維持しているもの、下落しているもの、そして、ランクアップしているもの。これらは全て、順調にバックリンクを獲得しており、内部要因によるペナルティ判定を受けていない。9/4付近の挙動は、個々にバックリンクのパワーや、難易度の変動を加味した相対評価による順位変動と認識している。
ところが、9/14付近に、揃って順位を大きく落としており、その時点でも内部ペナルティにはなっていない。この要因として次のような事を仮定してみる。
1. バックリンクが機能していない。(リンク元が内部要因でペナルティを受けていることで、リンクのSEOスコアが減算。)
2. バックリンクペナルティ。(獲得しているバックリンクのうち、ある割合以上のペナルティリンクを保有する事で、内部要因とは異なるペナルティフィルタが発動)
3. 日本独自アルゴリズムの特異的な挙動の1つ。
正直言うと、上記全て可能性があると判断している。上図の情報だけでは特定しがたいとの声も聞こえそうだが、可能性として濃厚なのは「3」と考える。理由は、9/4と9/14の挙動の違いである。複雑に考え抜いた上でのシンプルな答えだ。ここからは、私個人の意見になるのだが、次回YST Index Update時には、上図の事例にで取り上げたサイトの回復の可能性が高いと推察している。基本的に日本アルゴリズム刷新では、その評価基準が長く続くことはなく、直後のYST更新で上塗りされる事で、特異的かつ不可解な評価基準が補正されるからだ。(※補正は極論だが)
つまり、これこそが「ヤフー順位下落もう1つの顔」なのだと。
現在の日本独自アルゴリズム評価基準下で、変動や安定を繰り返しても、根本的に日本独自アルゴリズム固有の評価基準の影響を受け続けているサイトがあるのだと再認識している。そろそろ実施されるであろう。しかしながら、YST Index Updateで、この真相が明らかにされる事は言うまでもないだろう。
追記|まだまだ微動を続けるYahooの近況
前回のエントリーで、先週末に大きな変動があった内容を言及したが、本日も含め、あれから依然、微動を続けている。一見、安定しているようにも見えるが、一部では、更新前の臨戦態勢とも判断できそうな程非常に大きく動いているため、全体で見ると微動を記録した数値が算出されている。
(※ 弊社分析対象サイトにおける変動状況が前提)
※ バックリンク系のペナルティには賛否両論あるようなので、本エントリーは弊社独自の見解としてご了承頂きたい。
株式会社インフォキュービック・ジャパン 技術チーム

